「相談したいけれど、何を話せばいいか分からない」—— これは予約前に一番多くいただく不安です。結論から言うと、準備は要りません。 30 分で見極めることは決まっていて、こちらから順番に聞いていきます。
この記事では、最初の 30 分で実際に何を確認しているのかを公開します。
1. その課題は「実装」で解けるのか
世の中の困りごとは、実装で解けるものと、そうでないものに分かれます。 「人が増えれば解決する」「ルールを決めれば済む」課題に AI を足しても、 たいてい複雑になるだけです。
最初に確認するのは、課題の形が繰り返し・大量・判断が定型のどれかに 当てはまるか。当てはまれば実装が効きます。当てはまらなければ、 正直に「これは実装の出番ではありません」とお伝えします。
2. いま誰が、どこで詰まっているか
解くべきは「会社の課題」ではなく、特定の誰かの、特定の作業です。 30 分では、その一点を具体的に特定します。
- どの画面で、何分かかっているか
- 1 日 / 1 週間で何回発生するか
- 失敗するとどこに迷惑がかかるか
ここが具体的になるほど、最初の試作は小さく速くなります。 逆にここが曖昧なまま作り始めると、必ず大きく外します。
3. 最初の一歩をどこに置くか
30 分の最後に決めるのは、いちばん小さく試せる一歩です。 全体を設計するのではなく、「来週これを触ってもらえる」サイズに切ります。
朝に見つけた課題を、昼には試作して、夕方には現場で触ってもらう—— この回転の速さこそが、相談を「絵に描いた餅」で終わらせない鍵です。
相談はゴールではなく、最初の一歩
30 分で答えが全部出るわけではありません。 出すのは「実装で解けるか / 最初の一歩はどこか」という見立てです。 その見立てがあれば、進めるかどうかを安心して判断できます。